ダウ理論その3
- 価格は全ての事象を織り込む
- トレンドは短期・中期・長期の3つに分類される
- 主要なトレンドは3つの段階から形成される
- 価格は相互に確認される必要がある
- トレンドは出来高でも確認される必要がある
- トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
次、価格は相互に確認される必要がある
これは
株式市場でいえば、例えば工業平均株価と鉄道平均株価のトレンドには相関関係がみられるはずだということです。工業関連の景気が好調であれば、工業製品を運ぶ鉄道関連の景気も良くなるはずです。
仮想通貨であれば「ETHとERC20トークン」
など、相関性のある市場の動向をチェックすることもトレンドをとらえる際に役立ちます。
FXの場合ですとドル円とクロス円
ユーロとポンド
等、相関性の強い通貨
もしくは、ドル円と日経平均株価やNYダウ平均などでも見られますね。
ちなみにドル円とユーロドル
は逆相関と言われており、ドル円が上がると、ユーロドルのチャートは下がることが多いです。ちなみにまれにドルが動かなく、円主体、ユーロ主体の動きになった場合は逆相関の関係が崩れ、同じ方向に進むことも稀にあります。
その場合、、、どうなるかというと。
合成通貨ペアであるユーロ円が爆発的に動きだします。
このような癖を覚えておくのも約にたつので是非覚えておきましょう(^^)
続いて、
トレンドは出来高でも確認される必要がある
とあります。
これは本格的なトレンドが発生する際には出来高も大きくなるというものです。
ちなみに次第に出来高が減少している場合にはトレンドの終了(天井or底値)を示していることが多く、トレンドの転換を捉えるのに使えます('ω')ノ
FXの場合、出来高の確認の為にオシレーター系インジゲーターを使用します
特にRSIというツールは出来高の動きと良く似た動きをします
RSIの簡単な見方としては、70%以上で買われすぎのサイン。30%で売られすぎのサインになります( `ー´)
※注、よく居るのが、70%に達したから買われすぎてるし下がるだろう・・・売りだべ~~と思って売りを仕掛けるトレーダーがいますがアホすぎるので絶対にマネしないようにww負けますwそんな単純なものじゃないです
とりあえず簡単にトレンド時の出来高の推移を見てみましょう~
ほい、トレンドが推進すると同時にRSI値も下り坂ですね!
そして、注目なのがここです
これがRSIを使う上で最も重要な現象
通称ダイバージェンス現象!!
かっけ~
ダイバージェンス現象というのは
価格が推進しているのに出来高が逆行している現象です
底値付近では、値段がどんどん下落していくのに、RSI値は切り上げて上がっていっていますね。
これも、ひとつのトレンド終了のサインとなります( `ー´)
逆を言えば、出来高の減少が見られなければ、トレンドがもっと推進するかもしれない…と勘繰ったりして見ることも大事になります。